忍者ブログ

追突

小説

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

追突3

そして、私は思います。

この『お前、まだ連絡取っているのか?いい加減にしろ!』と言っていた嫌がらせ屋あるいは、別れさせ屋みたいな奴は、本当にその業界である可能性が強いと共に、先ほどお話した、芸能界やアニメ、脚本を含めた業界の連中の一人であると思います。

そして、こ奴らは、このことも先ほどお話したとおり、何もかも全てが偽善の塊でして、決してポジションがない立場の人間ではないはずなのに、自分だとハッキリ自己紹介をして興味がある相手とうまく行く自信がまったくないという、恐ろしく自分に自信がない自己心不全タイプだということが言えると思うのです。

つまり、ある意味どこか片端に近い状態、または片端であると思われますね。

また、こ奴らは、何に自信がないかというと、それは才能とか実力ではないということは明らかです。―何しろ現時点で演出・文芸・芸術の道を歩んでいますからね―

では、一体、何に自信がないと思いますか?

私が思うのは、その自信がない部分というのが、絶対に才能とか実力とかポジションでないことは確かだと思うので、さしずめ、最も適切だと思う表現があるとしたら、今、お話した中の才能と実力で勝ち取ったポジションを失いたくないために、自分が誰だか気安く名乗れないと共に、他のみんなとは少しかけ離れた己の極めて個性的な容貌に自信がないのだと思いますね。

でも世の中は、外見だけではないでしょ!やっぱり、性格とかも見られるわけですよね!

なのに、これほどまでに気にしている様子なのは、そのつもりで過去にたくさん好みや理想のタイプにアタックしたのに見事、一発で断られたり、少し付き合ってすぐ終わったり、さんざんメッシーやアッシーにされた挙句捨てられたりで、すぐに正直に己をさらけだして付き合っていく自信がまったくない状態だと見受けられます。

その結果、こ奴らがたどり着いた境地は、自分達が相手に自分をよく知ってもらったり理解されるには性格や行動だけでは無理だという結論だと思います。

では、こ奴らが狙う相手に自分をよく知ってもらったり理解されるためにとっている手段とは何なのでしょうか!?

私は、今まで、このことに対してありとあらゆる角度から見て研究に研究を重ねて参りました。

その結果出た答えは、持ち前の特技とか才能によって得た実力で製作した己の手がけた作品を狙う相手に見せ付けることによってまず、自分自身ではなくて作品に惚れさせて興味を惹くという18番の作戦にもっぱら走っていると思われます。しかも、その作戦をこ奴らは、他の仲間や、自分と部分的でも似たタイプを見つけると押し付けているのが日常となっている模様なのです。

その作戦以外の方法だと、必ず邪魔をして普通の連絡を取らせないという手段に固執している状態だと言えます。そう言えば最近は、やたらネットの中で文芸芸術を練習したり披露出来るサイトやペイントソフトが無料で流出していますが、それもその考えの一環からできた物だと思いますね。

これらを土台にして己らの才能や技術の賜物である作品を制作し、狙う相手に披露して批判や評価を求めたりして知的交流を深めて行く、それに日夜励んでおり、それ以外の方法にはまったく目もくれないし、くれないどころか全部邪魔してしまうという状態だと思います。―他の他人のこともそういう関わり方以外は全て邪魔していますね―

しかも、同じような文芸・芸術を目指す他の者達、あるいは目をつけたホープの作品をジロジロとギョロッとした目つきで作品の用紙や道具に穴が開くほどさんざん眺め回し、少しでも良い案や、技術を見つけると、コッソリ頂いてしまって自分の作品に使ったり、そのことを隠蔽工作するためにさんざん脅しあげて口封じをしたり、その反面利益が順調な時に限って、まるで、ご褒美か何かのように、なけなしの金銭の代わりになるような物をウェブやサイトを通じて提供している、この状態は真に滑稽極まりないと思います。―表向きは、才能を盗んでいないことになっているので、全体に提供していて、個人に対してではないのでふざけていると言えばふざけていると思います―正に、愚の骨頂だと言わざる終えません。

私が思うには、才能に惚れたと、あなたの才能に負けましたと言うまで、隔離された夢の仮想空間にどこまでも閉じ込める続ける気なのは間違いないと思います。

では、果たして、この状態から脱出する方法はあるのでしょうか?今のところ、残念ながら答えは、“NO!”です。

こ奴ら、いえ、あいつらを今いるバーチャルという仮想空間から漆黒色の薔薇が咲き乱れる迷宮の空間に誘い込み、秘儀であり、非合法である魔術によって迷宮空間に設置されている檻の鉄格子の中に閉じ込めて、魔術によって目と口を塞ぎ、永遠に闇の中に葬り去るしか、あいつらから逃れる道はもう残されていないと思います。最後は魔術の秘儀やそれを実行し魔術を実現させる才能や実力でしか、今の状態を脱出する方法はないと、私には判断されます。

あいつらは、恐ろしい黒魔術の呪縛によって狙った獲物を縛りつけバーチャルという名前の夢の仮想空間に永遠に閉じ込める気だから、こちの方も心して掛からないと、いつまで経っても外に出ることができないという悲劇が起きてしまいます。

黒魔術と言えば、もっとも有名で恐ろしい威力を持つのは、ブードゥーの魔術だと言われています。

下に私がネットで調べたブードゥー魔術について書きますね。

ブードゥー
ブードゥー(ヴードゥー・ブゥードゥー)
ブードゥー教(ヴードゥー教、ブゥードゥー教)(Voodoo, Voodooism)はハイチなどに見られる民俗信仰です。ブードゥー人形(ヴードゥー人形、ブゥードゥー人形)(Voodoo Doll)や歩く死者ゾンビ(Zombie)などでも有名です。

ブードゥー教(ヴードゥー教、ブゥードゥー教)の神官は、男性はウンガン、女性はマンボと呼ばれ、聖霊ロアの召喚(憑依)を行い助言を得たり治療を行うと言われています。ゾンビを作るのはボコールと呼ばれる邪術師であり、彼らは呪いをかけたり毒薬やゾンビパウダーを作ったりもする様です。ゾンビは農園で働かされます。などなどです。

まだ、まだ調べればブードゥー魔術に関する薀蓄はたくさんあると思うので、興味があるなら調べると良いですね!

ここまでお話して何が最も言いたいのかと申しますと、あいつらは、最後の頼みの綱として、黒魔術を用いても狙った相手を縛り付けて行こうとしているというオゾマシイ事実のことです。

私は、最初の方にもお話しましたが、過去に魔術の通信教育を受けたことがありました。結局、もったいなくも面倒くさくなって途中で止めてしまったのですが、最初の頃は魔術に夢中で、虜の状態だったので片っ端から、魔導書(グリモワール) ソロモンとかモーゼの書やカバラ魔術の本を読み漁っていました。

学んだことは、実にたくさんありますが、今は大分時間が経ち、残念ながら記憶が薄れたので、ネットで調べたことを代わりに載せますね!ウキィペディアでは、カバラーとは、ユダヤ教の伝統に基づいた創造論、終末論、メシア論を伴う神秘主義思想である。独特の宇宙観を持っていることから、しばしば仏教の神秘思想である密教との類似性を指摘されることがある。とかカバラーとは、ユダヤ教の伝統に基づいた創造論、終末論、メシア論を伴う神秘主義思想である。独特の宇宙観を持っていることから、しばしば仏教の神秘思想である密教との類似性を指摘されることがある。やカバラは大きくユダヤ・カバラとクリスチャン・カバラに分類される。前者が本来のカバラであり、ユダヤ教徒が旧約聖書の解釈に用いるものである。後者はユダヤ・カバラをキリスト教に応用するために考えられたが、後に近代西洋魔術の理論的根拠にされた。クリスチャン・カバラーは生命の樹の活用を中心に成り立っている。とされていました。

カバラに関する資料や文献はネットで、たくさん紹介されているので、ご興味をお持ちの方は、ご自分でも調べてみると良いですよ。クリスチャンカバラというものがあるくらいですから、カバラはキリスト教に根ざした面が強いことが分かりますね。

また、カバラでは世界の創造を神エイン・ソフからの聖性の10段階にわたる流出の過程と考え、その聖性の最終的な形がこの物質世界であると解釈をする。この過程は10個の「球」と22本の「小径」から構成される生命の樹(セフィロト)と呼ばれる象徴図で示され、その部分部分に神の属性が反映されている。 したがってカバラーは一神教でありながら多神教や汎神論に近い世界観を持つ。とも記されていて、多神教とか汎神論という言葉が出てくるから、やはり、神が強く関わる魔術なのは間違いありません。

私は、黒魔術崇拝者ではなく、白魔術崇拝家なので、邪悪でオゾマシイ、あいつらのブードゥーの魔術を打ち破るために今後個人的にカバラの魔術の勉強を進めて行こうと決心しております。そして、私は過去に、魔術の通信教育を受けていた時期に、白魔術を深く学ぶために、実践行為として、惑星オイルのムーンをオカルト通販で購入して夜寝る前に、枕に2,3滴、ムーンオイルを振りかけ寝たことがありました。

そうしたら、私はその夜の夢に天使が現れたのをこの目でハッキリと確認することができました。その夢に出てきた天使は全身クリスタルでピカピカと光り輝き、手にラッパを持ち、吹く姿勢で口に当てておりました。大変美しく優雅にその天使は、クリスタルに輝く木々の間や上を飛び回っていました。私はその美しい光景に思わず目を奪われ、暫し恍惚状態に陥りました。実はこの魔術、美しい夢が見れるという内容の魔術だったのですが、私は、天使の姿を夢で見たのでした。美しい夢には間違いありませんが、あまりにもの素晴らしい偶然と効果に、あの時は驚きを隠せませんでした。

また、惑星、ムーンのオイルは留守宅を守る役割もあり、大変役立つ白魔術専用の魔術オイルです。

PR

追突2

私が、電話のバイトをしていた場所は、都内の新宿御苑辺りのHビルというビルの中でした。主に異性とのおしゃべり相手でした。言い忘れましたが、私、田所の性別は女であります。

また、そこの電話のバイト会社では、普通の会話コースとアダルトスペシャルコースに分かれていて、私はその両方をやったり、片方だけだったり、その時期や状況によって様々な形で電話のバイトに取り組んでいました。

そんなある日のこと、いつものように電話でお客の会員の男性と会話をしていますと、何人か当たったうちのある一人の男の声を聞いて、私は思わずハッとしました!それには、訳がありました。その声は、よく聞く声だったからです。そう、その声は、今、バイトをしている電話バイト会社の上司のある一人の声にソックリでした。なので、私は、真面目に内心、“これってセクハラじゃないの!?”と思いました。まず、それが一つ目のトラブルでした。

それから、その“こいつに違いないと思った上司”が頻繁に私の電話バイトの会話に飛び込んできて話しかけてきて嫌がらせをするんです。それも、殆ど毎日のようにその行為は繰り返されていました。それこそまるで性質の悪い病気に取り付かれた患者のように、何度、電話を途中で切って逃げても―その電話バイトの会社は、あまりに性質の悪い客だったら途中で電話を切っても良かったのです―その上司は客になりすまし、“客なんだから、きちんと相手しろよ!”って態度だったんです。声が何しろ、“ソックリそのまま”でしたからね。まず、間違いないと思うんです。こっちとしては、ハッキリ言って“セクハラはやめろよ!”っていうのがあの時の本心でした。

その電話バイトの会社のバイトが終わって帰りに、受付のある階に寄って、毎回、バイトをするたびごとその日のバイト料の清算をしたのですが、その時、受付の後ろの方に席がいっぱいあって、そこにたくさんの社員さんや上司さんが待機していたのですが、たいがい、いつもそこに、その声がソックリの怪しい上司がいたので、帰りに受け付けに寄ると必ずといって良いほど目が合っていたのです。

すると、その上司が私の顔を、小馬鹿にした感じでチラリとすごく厭らしい下品な目つきで見るんですよね。そのたび、全身に鳥肌が立ち身の毛がよだちました。ハッキリ言って、その上司の外見もあまり好みのタイプではありませんでした。いえ、大嫌いなタイプでしたね。そういう大嫌いなタイプに、例え金になったとしても、毎日のように話しかけられたら、そりゃ、ゾッとしますよね!話の内容だって下品そのものでお下劣で、卑猥そのもので、とても改めてお話できるような内容の物ではありませんでした。

あの時、自分はつくづくついてないなぁ~!と思いました。それでも、仕事だからと思って何とか耐え忍んでいました。

でも、やっぱり、我慢にも限界がありますよね。私も、とうとう仕舞いには、そういう境地に達してしまって、電話の最中でも、「お前なんだよ!またかよ!」と言ってしまったり、「お前、毎日、毎日、ワザとかよ!」とか言ったりして、耐え切れずに突然、電話をガチャぎりとかしておりました。

それで、結局、その上司とどうなったかと言うと、何しろ、証拠がない、その上司にソックリな男のお客の声を録音して声紋でも取らない限り、ハッキリとした証拠なんてでないですものね。ですから、証拠がないまま、バイトで、その声に出会うたび、ゾッとしたり不愉快になっていました。

もちろん、そんな状態だったから当然、バイトの転職を考えていましたが、何しろ、その当時は、電話のバイトが廃れて来ており、年々、ネットのチャットとかメッセンジャーや出会い系に男性の客が移行している時期だったので、バイトを変えるなら、どうしてもチャットが出来ないとならないのでした。なので、私は最初にも書いたとおり、必死でネットカフェで、無料タイピングソフトをダウンロードしてタイピングの練習をしていたのでした。さらに、ゆっくりでもいいからとたまに試し打ちでチャットにも入ってみました。最初は、人差し指でユックリと一づつパソコンの入力ボタンを押してましたね。

それも、これも、一日も早く、今の忌まわしい環境から脱出して新天地に向かうためでした。とにかく、あの上司のオゾマシイ声から一日も早く逃れたかったのです。あの悪魔のようなセクハラ上司から一刻も早く逃れたいという一心で毎日を過ごしておりました。一生懸命その活動をしている時に、少し前にお話したあの、“不気味な浅黒い面長の男の顔”が、気づけばいつも背後や周囲に出現していました。

彼らが一体何者なのか、そして何のために現れたのか?そして、誰の差し金なのか、私には、まったく皆目検討もつきませんでした。だけれど、それは確実に私の周囲や背後にジワジワと忍び寄り、私の人生を大きく支配し真っ黒な暗雲のようにスッポリと私を包み込んで行ったのでした。また、その男達の“不気味な浅黒い面長の目のギョロッとし顔”は大変個性的で特徴がある顔立ちですが、実はその顔は先にお話した問題のセクハラ上司の顔にとてもよく似ていました。

ですが、私はその時は、直接その輩が、問題のセクハラ上司の差し金だとは露とも思いませんでしたし、関連付けることもなかったです。何故?と言われても、ハッキリとした証拠がないからというのが正直な意見であります。それともう一つは、いくらなんでもそこまでやるか?という疑問もあったからです。だって、たまたまポッと電話バイトの会社で出会ったくらいで、果たして、ずっとストーカーを雇ってまで追いかけて来るだろうか!?と思いましたからね。また、たかが、電話バイト会社の一上司がストーカー屋を雇えるほどお金があるのか?とも思いましたね。

そして、その当時、私は、いつも仲の良い友人と行動を共にしていたので、別行動を取っている合間の時間にネットカフェに通い、早くチャットに参加できるようにタイピングの訓練に励んでいたのであります。一心不乱に夢中になって、パソコンのキーボードのボタンを打っていると、周囲の騒音や外野のことはまったく気にならなくなり、何も他のことは見えなくなっていたのは確かでした。

正直言って、ネット文化になってバーチャル空間が出来てからというもの、リアルでうまくいかない理想のタイプでも中に閉じ込めて無理やり近づけば付き合えるって考えの連中がすごく増えていると思うんですよね。バーチャルの仮想空間の中だったら、顔を見られる心配もないし、声だって聞かれない、だから、別の人間になりすまして騙して近づくこともできます。なので、リアルで一度断られたり、思いっきりひどい口ぶりで自分を捨てた相手にも、相手さえそこへ来るならもう一度別の人物になりすまして再び出会うことができる。また、バーチャル内でそういうシュミレーションゲームに嵌っていて、流行っていました。そして、それは今、現在も、そうかもしれません。

今、思うと、そういうことが大きな原因になっていたと思えるんですよね。まあ、そのことが全ての原因だとは言い切れませんが。

でも、ここで大きな問題が起きてきます。

それは、何かと申しますと、その再会を望んだり引き合わすことをするのは勝手ですが、不本意な相手を無理やり中に閉じ込めてお互いが誰だか分からない形で引き合わせて、ストーカー屋や嫌がらせ屋を依頼した人物だけが誰と誰が閉じ込められていて、どのアバターが誰と分かっているのはちょっと不自然だし、閉じ込められて見世物にされている側からしたら迷惑この上ないし、精神上にも良くないですよね。

もし、偽善という言葉があるならこの現象のことを言うのだと思います。

テレビの番組や映画や、アニメや動画の作品では、しきりに誰と誰が今接近中を言いたげな放送とか報道を流し続け、実際はバーチャルの中では連絡交換をしたり、しようとすると不気味なこと―爆発、火災、急な地震など―が起こり、バーチャルの中でも見えない場所なのを良いことに証拠ない形で嫌がらせ屋のようなアバターがつきまとってきて、『お前、まだ連絡取っているのか?いい加減にしろ!』とか言ってきたり、表向きで言っていることと中で言っていることが180°違っていて、不可思議で不愉快この上ないのです。

また映画、ドラマ、アニメ、動画の作品など放送関係が絡んでくるのだから、少なからず、芸能界やアニメ、脚本を含めた業界が絡んでいるのは、まず間違いないと思いました。

追突1

私は、ずっと、そのことに気づかず、自分が今置かれている不幸は、すべて偶然だと思っていました。でも、実は偶然ではないということに最近になって気づいたのです。今まで起きていた全ての出来事が、何者かによる邪悪な陰謀や意図によって引き起こされていた現象や事柄だったことにようやく今、気づいたのです。そのある者の、陰謀や意図がゆっくりとだけれど確実に私(わたくし)の人生を蝕んで参りました。もしかしたら、こうしている今、現在もその陰謀は確実に私の見えない場所で一人歩きして、こちらに向かってきているかもしれません。そして、不幸は足早に訪れ、気づいたら自分の身の内に溜まって行き、その片鱗が全身のあちこちにこびり付いていたのです。

私、田所が、ある異変に気づいた頃には、全てのことが、手遅れになっていました。また、そのような状態に陥る前に知り合っていた楽しい愉快な仲間たちは、いつの間にか皆、全て消え去っていました。そういう状態になってしまったのも全て自分の不手際だと思うと共に、全ては、あの男、あいつに会ってから、いえ、会う前から、あいつの方は自分のことを何かのきっかけで知って、ずっと観察し続けていたのだと思います。

自分では気づかないで他人の恨みを買ってしまうということはよくある話ですが、まさか、世界の違う人間に恨みを買うとは誰しも思わないでしょう。その、まさかの目に、私は遭ってしまったのでした。

私が、暇で退屈な日々を過ごし、何もすることがなくて、毎日のように街中を当てもなく彷徨い歩いていた時のことです。たまたま、街中で見かけた、お洒落な喫茶店と一体化しているモダンなネットカフェに足を運んだ時に全てが始まったと言っても過言じゃないと思います。


ネットカフェの中に入り、私が選んだ個室で、パソコンをチャカチャカと弄っておりましたが、中々操作方法が分からず―当時私は、パソコンの使用方法がよくわかりませんでした―店員を呼びつけ、操作方法を聞いたり、代わりに途中まで操作してもらっていました。そして、試行錯誤したあげく、ようやくパソコン操作の方法を飲み込むと、たどたどしい手つきでパソコンの文字ボタンをゆっくりと確実に指で押しサイトを閲覧したり、文字を入力したのでした。

私が、パソコンを覚えたての時、一番、ネットで遊んだのが、ゲームでした。特に、“Shockwave”というゲームが私のお気に入りでした。当初は、毎日のようにやってましたね。私が、“Shockwave”の中で一番気に入っていたゲームは、同じ絵柄が縦、横、斜めに3つ揃うと、消えてなくなり、その法則にそってどんどん同じ絵柄のコマを消していくと、どんどんレベルアップしていって点数が上がって行くという物でした。私は、このゲームが大好きで―ゲーム名は残念ながら忘れてしまいました―現在は残念ながら2010年の1月31日を持って、“Shockwave”ゲームはなくなってしまいましたね。><その他にもパズルだとかカラフルな恐竜の卵に爆弾をぶつけて消して行くという大変愉快で楽しいゲームもあり、それももちろん、大好きでした。

しかし、最初の頃、あんなに好きだったゲームも飽きてしまい、することがなくなってくると、ゲームが好きだった頃から、夢中になって閲覧していた、大好きな占いのサイトを何時間も飽きずに閲覧したり、実際に自分でも占えるコーナーも多いので占って遊んでいました。私が好きな占いは、星占い、タロット、易、四柱推命、六星占星術などです。などというと、他にもあるということですが、ともかく占いは小学生の頃から大好きなので占いと名前がつくものは何でも大体、好きなのでした。

私が、小学生の時に本屋で買ったトランプ占いの本は、ジョーカーも含めて占える内容の物が多く、よく気が向くと、その本を片手にトランプ占いをしたものでした。トランプをよくシャッフルしてカットして手に持ち、裏側に向けて一枚づつカードを捲り、ダイヤの9がスペードの9より先に出てくると願いが叶うという簡単な占いがお気に入りでしたね。

その他にも、たくさんの種類のトランプ占いがあり、毎日のように、とっかえひっかえ色んなトランプ占いに挑戦しまくっていたのが昨日のことのようです。また、それから何年か経ち、社会に出てるようになり、大人になると、もっと専門的な難しい占いの本を読むようになりました。トランプがもっと進化した感じで、トランプの原型ともいえるタロットカードによる占いの本がその一つの例ですね。

他にも難しい占いの本はたくさんあります!中国古来からの有名なよく当たると言われている占いの四柱推命の本もよく読みました。これは、実によく当たりますよ!私は確か日柱に冠帯と食神という星を持っています。冠帯という星は大変元気の良い元服の意味を持った星で、食神という星は確か、一生衣食住に困らないという意味の大変有難いご利益のある星ですよ。冠帯という星の意味に関してですが、私は大人しいようで勝気な面が強いので当たっていると思います。また、食神という星に関しても、毎日ご飯をきちんと食べれているからこれも当たっていると思います。

そして、最初にも話しましたが、易や星占いも大好きです。なので、ネットで占いコーナーを閲覧する時は、これらの無料占いコーナーをチェックし捲くっていました。もちろん、現在においても気が向けば、その類のサイトを閲覧していますよ。

また、占いの他にも魔術も好きで、過去に通信教育を受けていたことがあったので、その辺のサイトもよく見ますね。まあ、比較的自分は趣味は多い方なので、時間を潰す時に苦労をすることはあまりないですね。いつでもどこでも、ネットさえあれば、何時間でも平気で暇を潰すことが出来ますよ!

そんな訳なのですが、ネットが流行りだしてから、最初のうち私はパソコンを持っていなかったので、もっぱらネットカフェで、パソコンを弄るのが日課になっていました。毎日真昼間から、ネットカフェを利用できるのだから、それほど裕福なのかというと、別にそういう訳では、ありませんでした。私は、何年も前から、飲食店や接客やその他簡単なバイトを繰り返し、結構、蓄えがあったものですから、その蓄えからお金を捻出し、ネットカフェ代金にしていたのでした。

そして、またある日のこと、いつものようにネットカフェでゲームを興じている時のことでした。何やら、後ろで何かの気配を感じた物ですから、ふと振り返ると、私がいまいるネットカフェ内の個室の後方、斜め後ろにある壁の影に、不気味な浅黒い面長の男の顔が見えました。男は一人ではなくもう一人か二人いたと思います。つまり、複数の男が、この時私の背後にいて、私の行動をじっと観察しているようなのでした。

私は、当然のことですが、一瞬、ゾッとしてしまい、我が目を疑いました。そして、一体、何が目的でこのような不気味な行動を取るのだろうと思案にくれました。しかも、その複数の男の顔はどれも一度も見たことがない顔でした。つまり、まったく初めて見た、見知らぬ男の顔だったのです。なので、知らない赤の他人が何故こんなにもギョッとした―馬面で目が大きいので、それが異様で、そのような表情に見えたのです―目つきで人の行動をジロジロと眺め回しているのか訳が分からなかったからです。私は次第に、何か目に見えない複雑な人間模様のからくりに巻き込まれているのではないかと真剣に考えました。

必死で無視してパソコンに、また向かい、今やっているゲームを終了してから、前々から、やりたいと思っていた、メールボックスの宣伝コーナーで見つけた仮想空間のチャットに参加するために無料タイピングソフトをダウンロードしてタイピングの練習を開始しました。実は、昔から、電話代好きっ子で、電話の会話のバイトとかもよくしていたのですが、その電話のバイトであるトラブルが起きてから不気味なことがずっと続いていて電話が怖くなったので一日も早くチャットを覚えて電話から脱出しようと思ったいた矢先だったのです。

カレンダー

05 2024/06 07
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

フリーエリア

最新CM

最新記事

(12/22)
(11/22)
(05/23)
(05/20)
(05/18)

最新TB

プロフィール

HN:
No Name Ninja
性別:
非公開

バーコード

ブログ内検索

最古記事

(03/17)
(03/20)
(03/27)
(05/18)
(05/20)

P R

Copyright ©  -- 追突 --  All Rights Reserved

Design by CriCri / Photo by Didi01 / Powered by [PR]

 / 忍者ブログ